とりあえずコードを書いて実行してみる。

どんなものでもそうだけど、技術系の事柄はとにかく手を動かさないと覚えられないものです。
特に私は習うより慣れろの人間。手を動かさないことには始まりません。
ということで、簡単なところからちょいちょい書いてみています。

irbで書いてみる

Rubyには"irb"というツールがあり、わざわざファイルを作成しなくてもコードを書いていけば動作してくれるので、そのまま検証できるみたい。便利ですね。

irbを起動するには、Rubyの入った環境でコマンドを叩くだけ。
irbのプロンプトが表示され、Rubyのコードが実行可能になります。

[user@localhost ruby]# irb
irb(main):001:0>

とりあえずテキストやWebサイトを見ながらよくあるアレを書いてみました。
putsは、文字列の標準出力+改行を行うメソッドのようです。

irb(main):001:0> puts ("Hello World")
Hello World
=> nil

この後も続けて入力していけるので、テキスト通りに進めるときなどはかなり楽ですね。

ファイルに書いて実行してみる

irbを使用せず、viでコードをスクリプトファイルを作って実行してみます。

[user@localhost ruby]# vi helloworld.rb

中身はこれだけです。1行目はスクリプトを書くときのおまじないですね。
ここでは、rubyのパスをenvから取得しています。

#!/usr/bin/env ruby

puts ("Hello World")

Unix環境では、#! に続けてシェルやプログラムの実行ファイルのPATHを1行目に記述することで、スクリプトとして動作させることができます。

実行します。

[user@localhost ruby]# ruby helloworld.rb
Hello World